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冬景色#日本海側

  • 2018年02月26日

先日、日本海側を移動することがありました。

冬景色を撮影してきました。

まずは、山形県酒田市にある≪土門拳記念館≫。
1983年開館。谷口吉生設計。
開館より、35年経ているとは思えないほど、古さや経年変化の痛みを全く感じなかった。
むしろ、当時の設計の奥深さや、施工の堅実さを感じさせてもらえる建物であった。
ものづくりとは、このようにしっかりと作っていきたいと改めて思い知らせていただいた。
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山形の雪囲い
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富山だと、竹で挟むことが多いのですが、荒縄のみで囲っていました。

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こちらも富山だと竹を使用しますが、木の板を使用していて、釘で打ち付けてありました。

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富山だと、結び目から垂れている荒縄は結び目近くで短く切り揃えるのですが、多分、春に引っ張っただけでほどけるような結び方をしてありました。

≪山居倉庫≫
明治26年旧庄内藩酒井家が、コメの積み下しがしやすいようにと、最上川と新井田川に挟まれた山居島に米穀倉庫を作った。二重屋根や天窓、換気窓など空調管理の工夫がみられる。日本海からの強い西風と夏の直射日光を防ぐために、ケヤキ並木がつくられた。
現在も米穀倉庫として現役で働いているところに、建物の生命力と強さを感じた。
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